Kuwahara T, Tonegawa R, Ito G, Mitani S, Iwatsubo T: Phosphorylation at Ser129 reduces α-synuclein neurotoxicity by lowering its membrane-binding property in Caenorhabditis elegans. J Biol Chem 287:7098-7109, 2012
- 基礎
- 2012-1-9
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新しい論文をThe Journal of Biological Chemistryに発表しました
Tomoki Kuwahara, Reina Tonegawa, Genta Ito, Shohei Mitani and Takeshi Iwatsubo
The Journal of Biological Chemistry 287(10):7098-7109 (2012)
First Published on January 9, 2012, doi: 10.1074/jbc.M111.237131
近年、無脊椎動物である線虫C.elegansの神経系がパーキンソン病における神経変性のモデルになりうることが示唆されています。私達は代表的な家族性パーキンソン病病因遺伝子であるαシヌクレインおよび各種変異体を神経系に発現させた線虫を用いて、パーキンソン病脳内で特徴的なαシヌクレインのセリン129位リン酸化の役割について解析しました。その結果、αシヌクレインのリン酸化は自身の膜結合性を低下させることにより、神経保護的に働く役割を持つことを見出しました。本知見はαシヌクレインリン酸化をターゲットとした創薬を指向する上で重要な足がかりになるものと期待されます。本研究は東京女子医科大学三谷昌平教授との共同研究成果です。
