Fujimoto T, Kuwahara T, Eguchi T, Sakurai M, Komori T, Iwatsubo T: Parkinson’s disease-associated mutant LRRK2 phosphorylates Rab7L1 and modifies trans-Golgi morphology. Biochem Biophys Res Commun 495:1708-1715, 2018

基礎
2017-12-6
307

新しい論文をBiochemical and Biophysical Research Communicationsに発表しました

Parkinson’s disease-associated mutant LRRK2 phosphorylates Rab7L1 and modifies trans-Golgi morphology

Tetta Fujimoto*Tomoki Kuwahara*Tomoya EguchiMaria SakuraiTadayuki KomoriTakeshi Iwatsubo (*co-first author)

Biochem Biophys Res Commun in press on Dec 6, 2017, doi: 10.1016/j.bbrc.2017.12.024

Leucine-rich repeat kinase 2(LRRK2)は晩発性に発症する家族性パーキンソン病の病因遺伝子として最も主要なものであり、その生理的・病的作用の解明が待たれています。私たちはこれまでに、パーキンソン病のリスク遺伝子Rab7L1がLRRK2と相互作用し、様々な生理的機能を調節することを明らかにしてきました。今回、本研究において、キナーゼであるLRRK2がRab7L1を細胞内でリン酸化することを見出しました。興味深いことに、家族性パーキンソン病の原因となる6種類のLRRK2の変異は、いずれもRab7L1のリン酸化を顕著に亢進させることが分かりました。また、リン酸化部位がSer72であること、ゴルジ体に局在するRab7L1がリン酸化を受けることも見出しました。さらに、Rab7L1がリン酸化を受けると、ゴルジ体がより断片化し、細胞質内に広く拡散することも分かりました。ゴルジ体の断片化はパーキンソン病の脳内において観察される病理学的変化であり、Rab7L1の過剰なリン酸化が病態形成につながる可能性を示唆する重要な知見であると考えられます。 論文へのリンクはこちら

FujimotoBBRC2017
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