Takagi S, Tominaga A, Sato C, Tomita T, Iwatsubo T: Participation of transmembrane domain 1 of presenilin 1 in the catalytic pore structure of the γ-secretase. J Neurosci 30: 15943-15950, 2010

基礎
2010-11-24
249

新しい論文をThe Journal of Neuroscienceに発表しました

Participation of Transmembrane Domain 1 of Presenilin 1 in the Catalytic Pore Structure of the γ-Secretase

Shizuka TakagiAya TominagaChihiro SatoTaisuke TomitaTakeshi Iwatsubo

The Journal of Neuroscience 30(47):15943-15950 (2010)

First Published on November 24, 2010, doi: 10.1523/​JNEUROSCI.3318-10.2010

これまで、γセクレターゼの活性中心サブユニットプレセニリンについてはシステインケミストリーを用いた構造解析法SCAMを用いて活性中心ポア構造の存在を示してきました。今回、世界で初めてプレセニリンのアミノ末端側の第一膜貫通領域の構造解析に成功し、活性中心ポア構造に直接面していることを明らかにしました。そして基質の選択性にも関わっていることをあきらかにしました。さらに阻害剤を利用した解析から、この膜貫通領域が切断過程においてピストン様の上下運動をしていることが示唆されました。これは世界で初めてγセクレターゼのダイナミックな構造変化を示唆した研究成果であり、今後の解析から、γセクレターゼによる膜内配列切断機構についてさらに詳細なメカニズムが明らかになることが期待されます。

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